店舗リフォーム

意外と大事なニオイ対策!!店舗のダクト工事で知っておくべきポイント3選

はじめに

自分のお店はココみたいにニオイがキツいお店には絶対したくないな

自分のお店を始めようと考えているアナタは、外でご飯を食べている時このように思ったことが一度はあるのではないでしょうか?

ニオイ対策をしっかりしておかないとお店の中だけでなく、臭いや煙がお店の外に漏れてしまうことでお店の評判が悪くなってしまい、客足が遠のいてしまうなんて可能性もあります。

そこで今回はニオイ対策のために超重要な店舗のダクト工事で知っておくべきポイント3つを解説していきます。

是非最後まで読んでみて下さい!!

ポイント①「ダクトの種類」

飲食店で使うダクトには色々と種類があります。
ポイント①ではそれぞれの特徴について詳しく解説していきます。

換気ダクト

まずは換気ダクトです。
換気ダクトは空気の入れ替えをするために、空気を外に出すためのダクトです。
分かりやすいところだとトイレの換気扇にも取り付けられています。

もしアナタのお店に窓が無い場合は取り付けておくと常に空気の入れ替えをすることができます。

厨房排気ダクト

厨房排気ダクトは、文字通り厨房で調理をする時に出る煙や油などを含んだ汚れた空気を外に出すために取り付けるダクトです。
主に厨房のフードに取り付けられていて、そこである程度油を取り除いてから空気を外に出しています。

排煙ダクト

排煙ダクトは、火事が起きた時にスムーズに避難をするために、外へ煙を出すためのダクトです。
排煙ダクトは普段は利用されるものではないですが、火事が起きた時にアナタやお客さんの身を守るために重要な仕事をします。

ポイント②「ダクト工事費用の相場」

ダクト工事はどのような工事をするかによって費用がかなり変わります。

ダクト工事の費用相場
3万円〜300万円

一般的に高い費用のかかる工事は屋上排気工事と呼ばれる屋上まで空気を運ぶための工事で、この工事が100万円から300万円程かかると言われています。
逆に簡単な換気扇などで済む工事であれば3万円から5万円とかなり安いです。

このようにダクト工事費用の相場はかなり幅広いので工事見積りをとる時はどのような工事をするか必ず確認しましょう。

複数の業者に相見積りをとる

世の中には店舗のダクト工事が得意な業者もいれば、そうではない業者もいます。
店舗工事を得意とする業者なら要望を聞いて安く済ませてくれる可能性が高いですが、そうではない業者は、工事費用が高くなる可能性が高いです。

だからこそ店舗工事が得意かを見極めるためにも複数の業者に相見積りをとりましょう。
ここでの一手間をするかしないかで工事費用を大きく左右してきます。

参考記事:【これからリフォーム見積りをとる人必見!!】正しく相見積りをとる3つのコツ

ポイント③「工事費用を安く済ませるための物件選び」

ここまで読んでアナタは

ダクト工事に何百万円もかけてらんないよ

と思ったと思います。

そこで3つ目のポイントとして工事費用を安く済ませるための物件選びについて解説していきます。

ダクト工事の費用は、ダクトの排気口(空気の出口)をどこまで上げるかによって大きく変わってきます。

もしアナタがお店をやろうとしている物件が、建物の屋上までダクトを上げなければならないと、その分工事費用は高くなります。
一般的な目安として、建物が1階層上がるごとに費用が20万円上がると言われています。

工事費用を安く済ませたいのであれば、ダクトの排気を壁から出してOKの物件だと、工事費用は安くなります。

居抜き物件の場合

そしてダクト工事費用を安く抑えるには、やはり居抜き物件を利用することです。
 

元々のダクトをそのまま利用できれば、清掃するだけで使用できるので、工事費用をかなり安く抑えられます。
しかし居抜き物件の設備は中古なので、事前に使えるか必ずチェックしておきましょう。

アナタのやろうとしているお店が元々入っていたお店のダクトをそのまま利用できるのかどうかもしっかり確認しておきましょう。
アナタが油を使う料理をたくさん作ろうと思っていても、元々入っていたお店がカフェなどで軽食しか出していないお店だとダクトをそのまま使えない可能性が高いからです。

参考記事:【事前準備が超大事!!】飲食店の居抜き物件設備チェック”4つのポイント”

まとめ

今回は店舗のダクト工事で知っておくべきポイント3つを解説しました。

先程解説したように、ダクト工事費用の相場はかなり幅広いため、物件選びがとても重要になります。
賃料が安くても安易に飛び付かずしっかりと状況を確認してから物件を選びようにしましょう。

また、業者によっても工事内容が大きく分かれてくる可能性があるのでそこの見極めもとても大事になります。
しっかりと業者に説明を求めて、納得のいく説明をしてくれた業者に工事をお願いするようにしましょう。

ダクト工事は思わぬ落とし穴になる可能性があるので今回この記事を書きました。
是非具体的に工事の話が進んできたらもう一度この記事を読んで復習してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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