自宅リフォーム

【プロが教える裏技】キッチンリフォームを安くするコツ4選

はじめに

家のリフォームを考えているアナタが家族と話していてまず出てくるのがキッチンのリフォームではないでしょうか?

アナタの家族が毎日美味しいご飯を食べるためにはキッチンはとても重要な場所なのでそれは当然のことだと思います。
考え方によってはリビングよりも家の主役になり得るのがキッチンだからです。

今回はそんな大事なキッチンのリフォームを安くするコツを4つ解説していきます。
是非最後まで読んで見てください!!

キッチンリフォームを安くするコツその①「そのままの位置でキッチンを入れ替える」

まず1つ目のコツが”そのままの位置でキッチンを入れ替える”です。

これを聞いてアナタは

「そんなの当たり前でしょ」
と思ったかもしれません。
しかしリフォームに向けて準備を進めていくとそれが当たり前ではなくなります。
自宅をリフォームをする時には色々な誘惑があるからです。

例えば

開放的なオープンキッチンにしたい

対面式でカウンター付きのキッチンにしたい

最新の設備をたくさん入れたい

などリフォーム会社と話を進めているとほぼ確実にこのような誘惑があります。

もちろんそれが悪いわけではありません。
そうすることでアナタの家族が理想のキッチンを手に入れることができるからです。

ただやはりキッチンの位置を大幅に変えるとどうしてもお金がかかります。
アナタの理想の実現のためにその金額が見合うのかどうかをしっかり考えましょう。

そしてそんな時はリフォーム会社に

「そのままの位置でキッチンを入れ替える場合とどれくらい費用が変わりますか?」

と質問しましょう。

もし「そんなに変わらないですよ」と言ってきたらそれは確実に嘘です。

キッチンの位置を大幅に変えるとキッチン本体だけでなくキッチンに繋ぐ水道管やそれに伴う電気やガス、大工工事なども大幅に増えるからです。

だから「そんなに変わらないですよ」などと言う業者には本当に注意してください。

キッチンリフォームを安くするコツその②「ランクの低いシステムキッチンを選ぶ」

メーカーのカタログを見てもらうと分かるのですが今の時代、世の中には色々な種類のシステムキッチンがあります。

タカラスタンダード株式会社 | システムキッチンカタログ
Webカタログ クリナップ
ニトリのシステムキッチン、リフォーム商品のデジタルカタログ

そしてそれぞれの種類でランクが分かれています。

ここでアナタは、

「ランクの低いシステムキッチンはショボいんでしょ?」

と思ったのではないでしょうか?

ところがカタログを見てもらうと分かりますが全くそんなことはありません。

おそらくリフォーム会社の営業マンはできるだけランクの高い種類のシステムキッチンをオススメしてきますが、(それが彼らの仕事なので仕方ありません)

それに流されずにアナタが本当に必要だと思った機能だけあるランクの低い種類のシステムキッチンを選べばその分安くキッチンリフォームをすることができます。

もちろんランクの高いシステムキッチンを選べば機能は充実しますがそれが本当にアナタやアナタの家族が必要としているのかしっかり考えて決めましょう。

キッチンリフォームを安くするコツその③「リフォーム会社がよく仕入れているメーカーで選ぶ」

そしてもしアナタが主導権を握ってシステムキッチンを選ぶ場合は事前にリフォーム会社がよく仕入れているメーカーを聞いておき、その中から選ぶのも安く済ませるコツの1つです。

ここでリフォーム工事のカラクリを少し解説します。

リフォーム会社が工事をするためにシステムキッチンを仕入れる時、当然メーカーから直接買っていると思っていませんか?
しかし実はそうではありません。

リフォーム会社は卸売をしている商社からシステムキッチンを買っているんです。
なので仕入れの流れはこうなります。

システムキッチンのメーカー

卸売をしている商社

リフォーム会社

商社はメーカーから定価よりも大幅に安くシステムキッチンを仕入れています。
そしてアナタとやり取りしているリフォーム会社と付き合いの深い商社が得意なメーカーだとアナタに届く見積金額も安くなります。

例えば定価が100万円のシステムキッチンを入れるとしましょう。
それをA社(商社が不得意なメーカー)とB社(商社が得意なメーカー)で比較した場合こうなります。

定価100万円のシステムキッチンの比較
A社(商社が不得意なメーカー)100万円×0.6(掛率)=60万円
B社(商社が得意なメーカー) 100万円×0.4(掛率)=40万円

このように商社が得意なメーカーだと20万円安くなります。

なのでもしアナタが主導権を握ってシステムキッチンを選ぶ場合は必ず前もってリフォーム会社によく仕入れているメーカーを聞いておきその中から選びましょう。

キッチンリフォームを安くするコツその④「キッチンリフォームの目的をしっかり決めて紙に書いておく」

最後にこの4つ目が一番大事です。

それはキッチンリフォームの目的をしっかり決めておくことです。
これはできればここまで解説した3つをやる前に紙に書いておきましょう。

例えば洗い物の負担を軽くしたいなら食器洗機が必要でしょうし、ホームパーティーをやる機会が多いのであればオープンキッチンにして開放的にする必要があるかもしれません。

安く済ませることにこだわり過ぎてこのような目的を果たせないとリフォームをした意味が無くなってしまいます。
それとは逆に本当にアナタやアナタの家族が必要としていない機能のシステムキッチンを入れてしまうと結局ほとんど使わなくなりお金の無駄遣いになってしまいます。

キッチンリフォームの目的をしっかり決めて紙に書いておき、迷った時に見直すことでこのようなミスマッチを防ぐことができるはずです。

そのためにこれはまず最初にやっておくことをオススメします。

まとめ

今回はアナタの自宅にとってとても大事なキッチンのリフォームを安くするコツを4つ解説してきました。

ここで解説したことを頭に入れてリフォーム会社と話をすれば

「この人は分かってる人だから下手なことは言えないな」

となるのは間違いありません。

この記事がアナタやアナタの家族が心から満足できるキッチンリフォームの実現に少しでも力になれればとても嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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