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はじめに
これからお店を始めようとしているアナタは
と考えているのではないでしょうか?
もちろんそれは間違いではありません。
ただ、パッと見ると良さそうな物件でも使い始めると色々と問題が出てくるものがあります。
それが設備です。
そこで今回は居抜き物件でお店を始めようというアナタが物件を見る前に事前準備としてチェックするべき設備のポイント4つを解説していきます。
是非最後まで読んでみて下さい!!
ポイント1「エアコンがどれくらい古いか」
まずは「エアコンがどれくらい古いか」を確認しましょう。
飲食店には一般の家庭用エアコンではなく業務用エアコンが付いています。
もしそれが20年以上前のものだったらいつ故障してもおかしくありません。
そして業務用のエアコンは交換するとかなりお金が掛かることがあります。
エアコンの種類や設置状況によって交換費用はピンキリなため相場費用を詳しく解説するのは難しいですが、
物によっては100万円以上かかってしまうケースもあるので物件を見る時にエアコンがどれくらい古いかは必ず確認しておきましょう。
ポイント2「換気設備と排煙設備」
続いて注意しなければならないのが換気設備と排煙設備です。
これを読んでいるアナタは、
と思ったかもしれません。
ところが換気設備と排煙設備は全く別のものなんです。
ここではそれを詳しく解説していきます。
換気設備は部屋の空気の入れ変えるための設備で、簡単に言うとトイレやお風呂、キッチンに付いている”換気扇”のことです。
当然飲食店にも換気扇は付いていて、中でも特に厨房の換気扇は大事になります。
厨房で使う火力が大きくなればなるほど換気扇も大きなパワーが必要になるからです。
物件に入った時に変な匂いがするとお客さんの印象も悪くなってしまいます。
換気設備は、お客さんにとって居心地の良いお店にするためにとても大事ということですね。
続いて排煙設備についてですが、排煙設備は火事が起きた時に煙を外へ逃がすための設備です。ほとんどのお店は”排煙窓”というものを天井に近い位置に取り付けています。
ポイント3「厨房設備」
そして飲食店にとって生命線とも言えるのが厨房設備です。
その中でまず大事になるのが厨房のレイアウトになります。
アナタが物件を見に行った時、その物件のレイアウトがアナタのお店にとって働きやすいものになっているかイメージしましょう。
もしレイアウトを大きく変えるのであれば防水工事や配管工事など大掛かりな工事となるため、お金がかかるということを頭に入れておいて下さい。
また、そのまま厨房を利用しつつ、新しくアナタが必要な厨房機器を置く場合は要注意です。
置いてみたら収まらず、配管工事もできないということもあり得るからです。
また、“グリストラップ”があるかも確認しておきましょう。
特にアナタのお店が油を多く使うのであればもしグリストラップが無い場合は新しく取り付けることも考えておきましょう。
ポイント4「電気&ガスの容量」
最後は電気&ガスの容量です。
これも基本的なことですがしっかりと確認しておきましょう。
アナタが見に行った物件でそれまで営業していたお店がアナタのやろうとしているお店と大きく違う場合は電気やガスの容量が足りない可能性があります。
もし厨房機器を大きく入れ替える場合は、厨房機器の業者にあなたのお店で使う設備に必要な容量を確認しておきましょう。
また、厨房機器を誰かにもらう場合も同じで、どの設備にどれくらいの容量が必要かを確認しておくのがオススメです。
そうすれば実際に使い始めてから足りないことに気付き、工事に高いお金がかかったり、設備が満足に使えないということを防ぐことができます。
まとめ
今回は居抜き物件でお店を始めようというアナタが物件を見る前に事前準備としてチェックするべき設備のポイント4つを解説しました。
設備は一見すると目立たないですがアナタがお店をやっていく上では欠かせない縁の下の力持ちです。
また、後から変えようとすると高いお金がかかってしまうことが多いところのため事前にしっかりと確認しておくことはとても大事です。
もし良い居抜き物件が見つかり、実際に物件を見に行くことになったらもう一度この記事を読んでみてください。
そしてしっかりと設備を確認してからその物件でお店をやることに決めればきっとスムーズのお店を始めることができるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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