自宅リフォーム

【寒がりの人必読!!】理想の床暖房リフォームを実現するための3つの豆知識

はじめに

床暖房があればもっと快適なのにな
寒がりのアナタは冬場になるとよくこのように思うのではないでしょうか?
またそれと同時に、 
床暖房ってお金持ちの家にあるモノだからウチには関係ないよ
と思っているのではないでしょうか?

たしかにアナタの自宅をリフォームする時に床暖房の設備を入れるとその分お金はかかります。
ただ、アナタがしっかりと床暖房がどんな設備かを知って工夫すればそのお金を安く済ませることも可能なんです。

そこで今回は「理想の床暖房リフォームを実現するための3つの豆知識」を解説していきます。
是非最後まで読んでみて下さい!!

豆知識その1「そもそも床暖房ってどんな設備?」

まず最初にそもそも床暖房ってどんな設備なのか?を解説していきます。

床暖房は大きく「電気式」「温水式」という2種類に別れます。

「温水式」の床暖房は、床下に専用のパネルを敷き詰め、温めたお湯を循環させる床暖房です。
リフォームする時は、温水パネルを敷き詰めるだけでなく、温水配管やパネルや配管にお湯を循環させるために必要な熱源機という機械の設置も必要になるためリフォーム費用が高くなります。
また、熱源機を設置する場所を屋外に確保しておかなくてはなりません。
そして熱源機は10年に1回、温水パイプは30年に1回くらい交換やメンテナンスをする必要があります。

「電気式」の床暖房は、文字通り電気をエネルギーとして床を暖める床暖房です。
工事は床下に電熱線のヒーターが内蔵された”電熱線パネル”を設置するだけなので温水式に比べると簡単です。
ただし光熱費は温水式に比べると高くなり、床が暖まるのも温水式に比べると遅いです。

豆知識その2「部屋別の床暖房の選び方」

次に「部屋別の床暖房の選び方」について解説していきます。

まずリビングやダイニングなど広い部屋は「温水式」が向いています。
温水式の床暖房は立ち上がりが早く、短い時間でスピーディーに部屋全体を暖かくすることができるからです。
また、アナタやアナタのご家族が家にいる時間が長いのであれば、温水式は光熱費が電気式に比べて安いため安心してリビングやダイニングで過ごすことができます。

温水式床暖房のリフォーム費用相場 〜リビング12畳〜
65万~95万円

 

そして水廻りや6畳くらいの寝室など、それほど広くなくそこまで長い時間いない場所に床暖房を入れる場合は「電気式」がオススメです。
立ち上がりは温水式より早くないですが狭い場所なら短時間で暖まりやすく短い時間しかいない場所であればいない時間はスイッチをオフにしておけば光熱費もそこまで高くならないからです。
例えばもしアナタが「床暖房は寝室だけに入れたい」と考えているのであれば電気式で十分に満足できると思います。

電気式床暖房のリフォーム費用相場 〜寝室6畳〜
25万~35万円

 

豆知識その3「リフォーム費用を安くするための計画」

ここまでの解説でもしかしたらお気づきかもしれませんが、床暖房リフォームをできるだけ安くするには「リフォーム費用を安くするための計画」がとても大事です。
ここではその”計画”について詳しく解説していきます。

まずアナタが「家全体をできるだけ長い時間暖めたい」と考えている場合は温水式にするのがオススメです。
さっき解説したように温水式の床暖房の工事費用は電気式に比べて高くなりますが広い範囲を暖めるのに向いており、その上電気式よりも光熱費が安いため長い時間使ってもそれほどお金がかからないからです。
もしアナタが家全体をできるだけ長い時間暖めることを第一に考えているのであれば電気式よりも温水式にするべきでしょう。

それに対して、もしアナタが机の下などの人の足が床につく部分のみを暖めたい場合は電気式にするのがオススメです。
床暖房用の床材は、見た目は一緒でも先程解説した“電熱線パネルが入っている床材”と、“電熱線パネルが入っていない床材”(普通の床材)があります。
人の足が床につく部分は費用の高い電熱線パネル入り床材にし、家具の下になるところや人の足が床につかない部分は普通の床材にすれば、費用を安くした上で目的を果たすことができます。

今回の例は少し極端ですが、アナタやアナタの家族がリフォーム後にどんな生活をするかを考えながら計画を立てていけばリフォーム費用や光熱費を安くしていくことができるのでしっかりと計画を立ててから床暖房リフォームをしていきましょう。

まとめ

今回は理想の床暖房リフォームを実現するための3つの豆知識を解説しました。

床暖房リフォームはリフォーム費用はもちろんですがリフォームが終わった後の光熱費も大事になってくるのでそこも意識しておくことがアナタが心から納得できるリフォームを実現するカギとなります。

そして何より大事なのが寒い冬にアナタやアナタの家族が快適に家で過ごすことができるようになることです。
そのためにお財布と相談しながら優先順位を決め、リフォームすることがとても大事になります。

是非今回解説した3つの豆知識を活かして理想の床暖房リフォームを実現していただければと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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