これからお店を始める人必見！！居抜き物件をリフォームする時の注意点って！？

はじめに

これからお店を始めようと思っているアナタが開業費用を抑えるためにまず考えているのが“居抜き物件”ではないでしょうか？
居抜き物件はスケルトン物件に比べて内装や設備、備品などにかかるお金が大幅に安くなるためそれも当然だと思います。

ただ、居抜きだとアナタがやりたいお店の理想にバチッと合う物件には中々出会えないと思います。
もちろんそれを分かった上でアナタは居抜き物件を探していると思いますが少しでもアナタのお店の理想に近づけるためにはやはり多少のリフォーム工事は必要だと感じているのではないでしょうか？

今回はそんなアナタのために居抜き物件をリフォームする場合の注意点について解説していきます。

ぜひ最後まで読んでみて下さい！！

まず要注意なのが”造作譲渡料”

実は居抜き物件の内装や設備などは無料で使えるわけではありません。
アナタの前にその物件でお店をやっていた人はお店をやめたら原状回復をしなければならないと賃貸契約で決められています。要するに内装、設備などを解体・撤去し、スケルトン状態に戻す必要があるということです。

もちろんこれにはかなりのお金が掛かるため「できれば原状回復はやりたくない」と考えます。
そこで次に物件を借りる人、要するにアナタが「内装や設備などはそのまま使いたい」と希望を伝えた場合、物件の大家さんがOKであればそれらをアナタに譲ることができます。

そしてその時にアナタに対してそのお金を請求することができるんです。
これが“造作譲渡料”です。

そのためアナタはこの造作譲渡料について初期費用として考えておく必要があります。

いずれにしても居抜き物件でお店を始めたい場合は造作譲渡料についてしっかり確認してから契約をしましょう。

元々どんなお店が入っていたか？に注意する

ニオイのキツいお店には要注意

続いて注意するところが「元々どんなお店が入っていたか？」です。

この場合、かなりお店の中を解体してから工事をしなくてはならないため掛かるお金も高くなります。
仮に工事をしてからニオイが取れないからやり直しとなってしまうと大変なのでこれは本当に注意しましょう。

コンセプトの近いお店を見つけた時は

そして元々入っていたお店がアナタのやりたいお店のコンセプトの近いお店であればより工事を安く済ませることができます。

例えばアナタがバーをやりたい場合、元々入っていたお店がお蕎麦屋さんよりもバーだった方が内装をイジる場所が少なくて済むため工事費はその分安くなります。

理由が前の店主の人の都合でやむを得ず閉店したのであればその心配は少ないでしょう。

コンセプトの近い居抜き物件を見つけた場合でもすぐ飛びつかずにしっかりとその辺りを確認してから決めましょう。

設備の状態を確認しておく

そして最も工事の金額を左右するのが設備です。

元々置いてある設備がそのまま使えるのであれば工事の金額は安く済みますが、ほとんどの設備が使い物にならなかったり先程解説したお店のコンセプトが全く違って利用できない場合はまずそれらを撤去しなければなりません。

それなら最初から居抜き物件じゃない方が安かったということになりかねません。

だからこそしっかり設備が使えるか状態を確認しておくことがとても大事です。
これは本当に大事なので人から聞いたことを鵜呑みにせずアナタ自身も現地でしっかりと確認しておきましょう。

参考記事：【事前準備が超大事！！】飲食店の居抜き物件設備チェック”4つのポイント”

相見積もりをとり見積内容をしっかり確認する

そして最後は”相見積もりをとり見積内容をしっかり確認する”です。

相見積りはリフォーム工事に限った話ではないので当たり前だと思ったかもしれません。
しかし、

これをやってしまうとアナタがやって欲しいと希望していた工事が見積り内容に含まれておらず追加工事として費用を請求されてしまうなんてことになりかねません。
私も実際こういうケースを何度か聞いたことがあります。

そうならないためにも必ず見積り内容にアナタが希望している工事が含まれているかしっかり確認しましょう。

まとめ

今回は居抜き物件をリフォームする時の注意点について解説しました。

契約したら後には引けなくなりリカバリーするのも本当に大変です。

だからこそしっかりと今回解説した注意点を確認してから進めていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました！！

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