店舗リフォーム

【超重要】店舗リフォームする前に避けては通れない”コンセプト決め”

はじめに

物件を探す→物件を内見をする→物件を契約する→物件をリフォームする

店舗リフォームで一般的に考えられているのはこの流れだと思います。
しかしこれだけだと、とても大事なことが抜けていることにはお気づきでしょうか?

それがお店の”コンセプト決め”です。

コンセプト決めはアナタのお店が成功するためにとても大事なことです。
そしてもちろん店舗リフォームをする上でもとても重要になります。

そこで今回は店舗リフォームする前に避けては通れない”コンセプト決め”について詳しく解説していきます。

是非最後まで読んでみて下さい!!

そもそもコンセプトってなんで必要?

そもそもコンセプトってなんで必要なの?
こんな疑問を持ったアナタのためにまずはここから解説していきます。

  • お店の名前
  • お店の場所
  • お店のメニュー(メニューの値段)
  • お店の営業時間

アナタがお店を始めるためにはこのようなことを決めなければなりません。
そしてこれに加えて店舗リフォームのために重要な”お店の内装””お店の設備”も決める必要があります。

このあたりを決めるためには、アナタのお店の「軸」が必要になります。

お店の軸がないと、ちぐはぐなお店となってしまいお客さんに良さを伝えられず、早々に潰れてしまうなんてことになりかねないからです。

要するにこの「軸」がコンセプトということです。

逆に言うと、コンセプトを決めてお店の軸をしっかりさせておけば、

このコンセプトなら、お店の名前はこの方が分かりやすいな

このコンセプトなら、お店の内装はこんな感じだな

このコンセプトなら、お店にはこの設備が必要だな

という感じで決めやすくなります。

これ以外にも、メニューや食器選びもコンセプトに沿って決めれば良いため、お店に統一感が出てお客さんに伝わりやすくなります。

そしてコンセプトをしっかり決めておけば、無駄な設備や内装の余計な装飾も必要なくなるため結果的に店舗リフォーム工事も安くすることができます。

参考記事:【2021年保存版】店舗リフォーム工事を計画する時の超大事なポイント3選

やはり成功しているお店には、しっかりとしたコンセプトがあります。

コンセプトに沿ったお店づくりをすればお客さんにも良さが伝わるので、リピーターになりやすく、「こんなお店に行った」という口コミが生まれやすくなるからです。

アナタのお店を成功させるためにも必ずコンセプト決めをしましょう。

まず最初にやるべき”ターゲット決め”

できるだけたくさんの人に来てもらいたい

いろんな人に自分の料理を食べてもらいたい

これからお店を始めるアナタはこう考えているのではないでしょうか?
もちろんそれは当たり前のことだと思います。

しかし結論から言うとターゲットを絞っているお店の方が成功する確率は高いです。

ターゲットを絞らずにお店をオープンしてしまうと次のようなお店になってしまいます。

  • リピーターがつきにくい
  • その他大勢と同じ扱いになる

決めないとリピーターがつきにくい

お客さんはたまたま入って美味しかった店より、「自分がしっくりくる店」に何度も通います。
アナタも心当たりがあるのではないでしょうか?

「こんなお客さんに来て欲しい」ということを意識してお店を造りそれを発信していけば相手にもそれは伝わるということです。

そして「自分がしっくりくる店」と思ってもらうということは、もうその人はアナタのお店のファンになっているということです。

そしてファンになった人は必ず何回もアナタのお店に通うので確実にリピーターになってくれます。

決めないとその他大勢と同じ扱いになる

そしてターゲットをしっかり決めていないと、お客さんの印象に残りません。

たとえ料理が美味しくて、その時は喜んでもらえてもすぐに忘れられてしまいます。
誰もが心当たりのある「タイミングが合えば行く店」になってしまうということです。

そしてその”タイミング”というのはほぼ確実にきません。

だからこそターゲットをしっかり決めて他の店との差別化をするべきということです。

ターゲット深堀りするのに超大事な”ペルソナ決め”

そしてそのターゲットを深堀りするのに超大事なのが”ペルソナ決め”です。

これをやらずにターゲットを決めるとこんな感じになってしまいます。

メインターゲットは30代独身男性

これではざっくり過ぎてターゲットを絞っていることにはなっていません。
適当に決めていることがにじみ出ています。

そこでターゲットを絞るためにやるのが”ペルソナ決め”です。

ペルソナで決めるべき項目

名前

性別

年齢

血液型

住んでいる場所

出身地

身長

体重

星座

勤めている会社

役職

会社の場所

年収

最終学歴

使える金額

よく使うSNS

趣味

好きな食べ物

よく行く場所

好きなタレント

休みの過ごし方

旅行に行く場所

理想のライフスタイル

どのようにお金を使うか?

得意なこと、スキル

苦手なこと、避けてきたこと

どんな悩みを抱えているか

悩み解決のためにしてきた行動は?

たくさんありすぎてビックリしたでしょうか?
でも最低限これくらいは決めておきましょう。
そうすればこの人が何を求めているのかが分かりやすくなるからです。

もし決めるのが難しい場合はアナタの身近な人をモデルにして分からないところは妄想で決めてしまいましょう。

しっかりペルソナ決めをしてターゲットを絞り込めばお店のコンセプトも決めやすくなり、そうなると迷いなくリフォーム内容も決めることができるため、無駄な工事も必要なくなり結果的にリフォーム費用も安く済ませることができます。

”5W1H”で突き詰める

ペルソナ決めをしてターゲットを絞り込んだらその人に向けてどんなお店を造るのかを”5W1H”で突き詰めていきましょう。
これはビジネスで使われる考え方なのですがいきなり暗号みたいなのが出てきてビックリしているアナタのために詳しく解説していきます。

1つ目のW「Why…なぜ」

まずは「Why」です。
「なぜこのジャンルのお店なのか?」「なぜこの店名なのか?」など”理由”を突き詰めて考えていきましょう。

この作業はかなり大変ですが自分が納得できる”理由”がしっかりあって自信のあるお店を造れば、それがお客さんにも伝わります。

逆に言うとそれがお客さんがアナタのお店に通う”理由”にもなるということですね。

2つ目のW「What…何を」

2つ目のWは何を売るか?です。
ざっくり言うとメニュー内容ですね。

これは1つ目の「なぜ?」を突き詰めておけばスムーズに決まると思います。
そしてメニューが決まれば必要な設備も決まってくるので物件選びやリフォーム内容の指針にもなってきます。

また、メニュー以外でも”アナタのお店で過ごす時間、空間を売る”という意味ではお店の内装もこれに含まれると考えて良いと思います。

3つ目のW「Where…どこで」

これはそのままでお店の場所です。

当然ですが物件選びは凄く大事なのでアナタが決めたターゲットの人が通いやすい場所なのかどうかも含めてしっかりと考えて決めていきましょう。

また、居抜き物件でやる場合はそこにどんな設備があるのかも凄く大事なのでしっかりとチェックしておきましょう。

参考記事:【事前準備が超大事!!】飲食店の居抜き物件設備チェック”4つのポイント”

4つ目のW「When…いつ」

これは営業時間の事です。
これもアナタが決めたターゲットの人がどういう時間帯だと通いやすいかを考えて決めましょう。

また同じようなジャンルのお店がどの時間帯がメインになっているかなどを調べたりやりたいエリアの時間帯ごとの人の流れを参考にしても良いと思います。

5つ目のW「Who…誰に」

これは先程解説した”ペルソナ決めしたターゲット”ですね。
決めてから時間が経ってもブレないように注意しましょう。

How…どうやって

これは、どうやってお客さんにお店を伝えるか?お客さんに来てもらうか?という集客方法です。

WEB広告やお店の看板、最近ではSNSも有効な手です。

ここで明確に先程細かくペルソナ決めをした効果が出てくると思います。
ターゲットの日頃の行動パターンを意識して集客方法を考えましょう。

また、看板が集客に有効ということであれば看板工事の予算を優先順位を高くしてことをオススメします。

まとめ

今回は店舗リフォームする前に避けては通れない”コンセプト決め”について詳しく解説しました。

コンセプト決めは大変ですが最初にしっかり決めておけばその後がとてもスムーズになりお店が成功する可能性もとても高くなります。

また、店舗リフォームの面から考えても必要な工事がハッキリするため、工事中のトラブル防止にも繋がり追加工事の発生も防ぐことができるため結果的に工事費用も安くなるのは間違いありません。

是非この記事を参考にリフォームをする前にしっかりとコンセプト決めをしてみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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