投資物件リフォーム

【保存版】失敗しないシェアハウスを造るための基本事項4選

はじめに

近年新しく登場した一戸建て物件の活用方法の1つにシェアハウスがあります。
もしかしたらアナタも一度は考えたことがあるかもしれません。
少なくともこの記事を読んでいるということは多少なりとも興味があるのだと思います。

ただ一方で、

シェアハウスへの投資って興味あるけど”かぼちゃの馬車”のこともあったし何か不安だな

と思っているのでは無いでしょうか?

もちろんそれは当たり前のことだと思います。
誰だってあのような失敗はしたくありません。

そこで今回はそんなアナタのために、失敗しないシェアハウスを造るための基本事項4つを解説していきます。

是非最後まで読んでみて下さい!!

基本事項その①「コンセプト」

まず始めに決めるべきなのがコンセプトです。

どんな人に住んで欲しいか

どんなテイストのシェアハウスにするか

などを始めに決めておきましょう。

これを始めに決めておかないと統一感のない内装や家具になってしまい、一言で言うと”ダサい”シェアハウスになってしまいます。

逆にコンセプトをしっかり決めておけば内装も家具も統一感のある格好良いシェアハウスが出来上がり、写真写りも良くなるため入居者を募集する時にも効果を発揮します。

一戸建て住宅をあなたの理想のシェアハウスにするためにもコンセプトはしっかり決めておきましょう。

基本事項その②「水回りの数」

続いては水回りの数です。

ここは住む人の生活に大きく関わるところなので重要度で言ったらNo.1と言えるかもしれません。

そしてこちらは女性専用のシェアハウスにするのか男女兼用にするのかによって大きく変わってきます。
女性専用の場合はそこまで問題は無いですが男女兼用の場合は女性に対しての配慮がとても大事になってくるからです。

例えば5人が住むシェアハウスを造る場合はこうなります。

  男女兼用 女性専用
トイレ 2 1or2
お風呂 2 1
洗面 2 2

また男女兼用の場合は特にですが、お風呂の脱衣室と洗面は別にしておくとより良いです。

いずれにしても、男女兼用でも女性専用でも住む人が快適に暮らせる水回りの数を意識しましょう。

基本事項その③「建物の用途変更」

そして抑えておかないと後々トラブルになる可能性が高いのが建物の用途変更です。

シェアハウスは建築基準法で”寄宿舎”というカテゴリーに決められています。
ただ普通、一戸建ての住宅は”居宅”というカテゴリーのためそのままではシェアハウスとしては認められません。

そのため”用途変更”の手続きが必要になるんです。

これをするには一級建築士事務所に高いお金を払って確認申請という手続きを依頼しなければならず、それに加えて資料が十分に揃っていない場合は実質不可能というケースがとても多いです。

「だったらシェアハウスは無理なの?」
と思うかもしれませんが、これには抜け道があります。

物件の面積が全部で200㎡以下であればこの確認申請という手続きが必要なくなるからです。
もし物件が200㎡以下であればシェアハウスとして活用するハードルがグンと下がるということです。

「じゃあ200㎡以上の物件は無理なの?」
と思うかもしれませんがこちらも可能性があります。

この場合は200㎡以下の部分のみをシェアハウスとして使用するというのが良いでしょう。

ただしこの手段は自治体によっては許してくれなかったり壁で区画するような指示をしてくる可能性もあるので前もって役所の建築課にしっかり確認しておきましょう。

参考資料:シェアハウスガイドブック

基本事項その④「消防設備」

一戸建て住宅をシェアハウスにするということは、当然普通の住宅よりも安全対策が大事になってきます。
建物は人の命を預かっているからです。

そんな人の命を守るために入れておくべきものが消防設備です。 ここではシェアハウスに入れておくべき消防設備について解説していきます。

住宅用火災警報器

まずは住宅用火災警報器です。
こちらは火事が起きたときに煙や熱を感知して警報を鳴らしてくれる設備です。

シェアハウスは他人同士が生活するため各部屋のプライバシーが守られているため火事が起きた時に普通の住宅より気付くのが遅くなってしまう可能性が高いです。
そんな時にこれがあれば警報ですぐに危険を知ることができるため避難も素早くできるということです。

そこまで費用も高くないので住人の命を守るために絶対に設置しておきましょう。

避難器具

続いて避難器具です。

こちらはあなたの物件が2階建て以上であれば設置しておきましょう。
火事が起きた時に階段まで燃え広がってしまっている時2階に住んでいる人が安全に避難するためにとても重要だからです。

ロープやハシゴなど色々なタイプがあるので2階以上のところに部屋を造る場合は設置しておくのがオススメです。

消火器

最後は消火器です。こちらは一番分かりやすいと思います。
火事が起きた時のためにリビングなどに最低1つは置いておきましょう。

まとめ

今回は失敗しないシェアハウスを造るための基本事項4つを解説してきました。

シェアハウスは民泊などと絡めれば、これからより大きなビジネスやライフスタイルとして広がっていく可能性があります。

そしてコロナ禍を経験し、1人でいることの孤独さを多くの人が体感した世の中だからこそ、人との触れ合いを感じられるシェアハウスは今後時代が求めてくるんじゃないかと私は思っています。

アナタの物件がそんな場所として活用されればとても素晴らしいことだと思い、今回この記事を書きました。

そんなあなたのためにこの記事が少しでも役に立てばとても嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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