店舗リフォーム

アナタのお店にはどれが必要?!代表的な厨房機器7選

はじめに

アナタがお店を始める時に必ず必要になるのが厨房機器です。

でも意外と自分のお店に必要な厨房機器ってよく分からないですよね?

店舗リフォームをして厨房設備を揃える時、自分の店どんな機器が必要かを決めるにはまず厨房機器がどんな物があるのかを知る必要があります。

そこで今回はお店に置く代表的な厨房機器7つについて解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみて下さい!!

その①「ガスコンロ」

まず一番の定番である「ガスコンロ」です。

業務用のガスコンロは、一般家庭のガスコンロと比べて非常に火力が強く、効率的に調理ができるように作られています。
その重要性は厨房機器の中でもトップクラスと言えるでしょう。

業務用ガスコンロを選ぶ時、アナタのお店がどんな料理を作るのかということがとても大事になります。
それを基準に、「最大火力」「コンロの口数」が決めるからです。

例えば、中華料理店には高火力のガスコンロが必要ですが、喫茶店やスナックやバーだと火力はそこまで必要なく、3口以上でコンパクトなガスコンロが向いているといった具合です。

また、ガスにはLPガス(プロパンガス)と都市ガスの2種類があります。
料金は都市ガスの方がLPガスよりも安いですが、熱量はLPガス方が都市ガスよりも高いです。
ガスコンロはこのどちらか一つに対応しているので、アナタのお店にはどちらが合っているのかをしっかり考える必要があります。

しっかりとアナタのやりたいお店に合ったガスコンロを選ぶようにしましょう。

その②「シンク」

続いては「シンク」です。

業務用のシンクは、1槽、2槽、3槽というかたちで、シンクの数でタイプが分かれています。

アナタがお店を始めるためには、食品営業許可基準を満たさなければいけません。
基準だと、シンクは2槽以上必要で、シンク1つあたりの大きさは奥行き36㎝以上、幅45㎝以上、深さ18㎝以上でなければいけません。
※シンクが1槽でも食洗機があると2槽としてみとめられる場合もあります。

この辺りの基準は地域によって変わってくる可能性があるので、アナタのお店のある地域の保健所に前もってしっかりと確認しておきましょう。

バックガード

シンクには後ろに「バックガード」が付いているものと付いていないものがあります。
このバックガードを付けると、壁に水が流れたり、はねたりするのを防ぐことができるため、シンクを壁につけて使う場合は、バックガードがついているものを選びましょう。

シンクのサイズ

シンクのサイズは幅だけでなく奥行きもとても大事です。
奥行きのサイズは作業しやすさに大きく関わるからです。
他の作業台などと奥行きを揃えると作業がしやすくなります。

業務用シンクの奥行は45cm、60cm、75cmが一般的です。
「厨房が狭い場合から45cmが作業しやすくて良い」、「大きい鍋などを頻繁に洗うから60cm以上が良い」など、アナタがお店で働くことをイメージしてサイズを決めていきましょう。

その③「冷凍・冷蔵庫」

3つ目が「冷凍・冷蔵庫」です。

「冷凍・冷蔵庫」とは冷凍庫と冷蔵庫が組み合わさった厨房機器です。
色々なタイプの物がありますが、一番大事なポイントは、冷凍庫と冷蔵庫のバランスです。

食材をいつもストックしておくので、冷蔵する食材、冷凍する食材それぞれどれくらいあるかを考えた上でサイズやバランスを決めるようにしましょう。

また、厨房でのアナタの動線を考えると扉の大きさや数も大事なポイントです。
アナタのお店の厨房のレイアウトに合った物を選ぶようにしましょう。

その④「調理台・作業台」

4つ目は「調理台・作業台」です。

調理や作業をする台には、様々なタイプの物があります。

その中から、調理台・作業台を選ぶ際には、作業台の下に何を置いておくと使いやすいかを考えて選ぶのがポイントです。

作業台はサイズも豊富なので、厨房の大きさはもちろん、アナタの厨房での動線などもイメージして、それに合ったサイズの物を選ぶようにしましょう。

素材については、手入れがしやすいステンレスが一般的です。

その⑤「コールドテーブル」

そしてもしアナタのお店の厨房が狭くて、大型の冷凍・冷蔵庫を置いてしまうと作業スペースがなくなってしまう場合、オススメなのが作業台と冷凍・冷蔵庫を兼ねた「コールドテーブル」です。

コールドテーブルの一番大きな特徴は、作業スペースと収納スペースが一緒になっていることです。そのため、狭い厨房でもそれぞれのスペースを確保することができます。

そして作業スペースと収納スペースが別の場所だと、わざわざ動いて食材を取りにいかないといけませんが、コールドテーブルであれば食材を取りに行く手間がなくなり、調理をスムーズにすることができてアナタの手間が省け、効率も良くなります。

もしアナタのお店の厨房が狭くてストックしておく食材がそこまで多くないのであればコールドテーブルはかなりオススメです。

その⑥「製氷機」

続いては氷を作るための厨房機器「製氷機」です。

アナタがお店で氷を作る場合、購入するべき製氷機の目安は、製氷量が席数×1.5倍のものです。
もしアナタのお店が20席であれば、20席×1.5=30kgとなり、1日あたり30kgの製氷能力がある物を購入するとよいでしょう。

ただ、もしアナタのお店がドリンクやお酒をたくさん提供するお店であれば、計算よりも少し多めの製氷能力がある物を選ぶのがオススメです。

その⑦「食器棚」

最後は「食器棚」です。

業務用の食器棚は、一般家庭の食器棚とは違い食品営業許可基準での衛生管理上の決まりによって、扉付き食器棚が1台以上必要になります。
一般的なオープンラック等は営業中に一時置きとしては使えますが、閉店後には食器をすべて食器棚にしまわなければなりません。
そのため、すべての食器が収まる扉付きの食器棚が必要になります。

食器棚を選ぶ時、安全面はもちろん、衛生面をクリアしないと保健所のOKがもらえません。
そのため、ホコリがたまらないか、掃除がしやすいかなどが選ぶ際のポイントになります。
いつでも掃除できる高さに天板があるか、ホコリがたまらないよう天井面まで続く食器棚であるかを事前にしっかり確認しておきましょう。

まとめ

今回はお店に置く代表的な厨房機器7つについて解説しました。

厨房機器は使い勝手や性能はもちろん「保健所からのOKがもらえるか」もとても大事といことがご理解いただけたと思います。

また、この記事ではイチから全部揃える前提で解説しましたが、居抜き物件であればある程度揃っている可能性が高いため、アナタのお店に合わせて追加したり交換したり、あるいは処分したりといったことをすることが必要になります。
参考記事:【事前準備が超大事!!】飲食店の居抜き物件設備チェック”4つのポイント”

ぜひこの記事を参考にして厨房機器を選んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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